ガスケットに要求される性能とは・・・
シリンダーヘッドとシリンダーブロックは剛体ではないため、ヘッドボルトを締め付ける事によりたわみが発生し、合い面の隙間も面圧分布も均一ではなくなります。さらに運転時には爆発圧力振動により、条件は常に変動しており、合い面はたたかれ続けています。従って、シリンダーヘッド・ガスケットはシール性に適した面圧分布を確保し、そして、面間隔間が変動しても追従できる構造と材質により、面圧を確保することが必要になります。
GROMMET TYPE HEAD GASKET
FA20エンジンの過給器によるチューニングがますます盛んになり、ステップアップされる方も増えてきました。その時、多くの方が直面するのがガスケット抜けです。
過給器チューン向けに従来のストッパータイプを、さらに強化したタイプのガスケットです。
STOPPER TYPE HEAD GASKET
燃焼室穴回りにストッパーにて段差を設けることで、高面圧によるシール性を確保。ストッパーをプレートと連続一体化することで、折り返しの巾を小さくすることができます。また、片側は段差が無くビードプレートをストッパー部に重ねる事ができるため、燃焼室穴間の狭い場合でもストッパーとビードの両方を燃焼室穴回りに配置でき高いシール効果を実現します。さらに厚さが同じ場合、他のタイプよりプレート構成枚数が多く一枚一枚が薄いため柔軟性に富み、面間の歪に対しても優れた追従性があります。
対向ビードストッパータイプ
水穴及びヘッドボルト穴部をレースでは主流のビード形状である“独立ビード”とし、ハイパワー仕様や、劣化等により万が一燃焼ガスが抜けた場合でも、水穴を独立ビード化したことにより、オーバーヒートの可能性を低減します。
水穴独立タイプ
歪みの影響が問題ない場合などにシール性を上げるために使います。
シール性は並行ビードよりもこちらの方が推奨です。
対向ビードを使用することで、より上下の面圧を均一に保てます。
BEAD TYPE HEAD GASKET
一種のスプリングであるビードを配したこのタイプは、面圧確保・追従の点でシリンダーヘッド・ガスケットの性能としては大変優れています。高いシール性を必要とする燃焼室穴・オイル穴の周囲等の部分に面圧分布が最適になるようビードがレイアウトされています。また、面圧分布はビードの高さや形状を部位により、微妙に変えることでもコントロールしています。ビードの断面形状は、山ビード・皿ビードの二種類の形状があります。また、ビードを向かい合わせにした対向ビードは、より高い面圧が必要なときに用います。ごお買い上げの際には下記メーカーホームページより適合する車種、エンジン型式、年式などをご確認ください。メーカーホームページ / 適合表
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